出会いが恋愛モードに変わる瞬間

先日、行きつけのバーのカウンターでひとり飲んでたら

ふたつ向こうの席の外国人男性と目が合い

会釈でご挨拶。

気を利かせたマスターが、男性に向けて

「こちらの席に移動しては？」と声を掛けると

ニコニコしながら

私のとなりに移動してきました。

改めて「こんばんは」と挨拶しなおし

なんとなくカンパ～イ♪

お互いに一人なので

どちらからともなく会話がはじまりました。

彼はエチオピア人、３８歳独身。

来日してから３年目ということで

何とか日本語での会話は成立。

エチオピアなんて行ったことない私は

グーグルマップを見ながら位置を教えてもらったり

家族の話、仕事や来日のきっかけ

さらには休日の過ごし方まで

たくさんの質問をしました。

彼は終始ゴキゲンに楽しそうに答えてくれて

私との会話を、とても楽しんでくれているようでした。

話しているうちにすっかり打ち解けて

「レンラク　オシエテ！」

別に、断る理由もないので教えようとすると

自分のアイフォンを差し出し

「ツカイカタ　ワカラナイ　ヤッテ！」

「うん、わかった♪」

すると彼、親密感が湧いちゃったのか

それとも酔いが回ってきたのか

グイグイモーションかけ始めました。

ダレにって？

私にッ！(≧∇≦)

「ねぇ、なんか相手間違ってない？　あなたよりだいぶ年上ですけど？」

「ソンナコト　カンケイナイ。ワタシ　スゴク　タノシイ！」

あまりの猛アタックに、マスターが心配して

　「She is married.」

　「husband?」

　「そう！ハズバンドいるよ！」

一瞬表情が曇ったけど、すぐにリカバリ。

　「ワタシタチ　トモダチ　ＯＫ？」

なかなかメンタル強いな！

その後も彼のアプローチはエンドレス。

彼のタフさに、敬意を表したいくらい。

結局、バーの飲み代全てごちそうしてくれて

駅まで送ってくれました。

何が言いたいって？

それは・・・

私がモテる！というただの自慢！！

じゃなくてー

出会いの場所なんて、どこにでもあるということ。

私がしたことといえば、

挨拶して、彼との会話を楽しんだだけ。

それだけなのに、なぜか？

ほんとにそこはわかんないけど、なぜか？

彼は私を気に入り、なんとかして仕留めようとしてた（笑）

私が最初に彼と目が合った時

外国人怖っ！って知らん顔したり

外国人＝外国語　：　私＝日本語ＯＮＬＹ

だから　NO!

なんて、知りもしないうちにジャッジしてたら

その後の展開はなかったワケ。

見た目や思い込みで

大切な人と出会う可能性を、遠ざけてしまいませんように。

という、お話でした。